
影があるから光がある
左があるから右がある
右がなかったら
左という概念も生まれません。
物事は 表裏一体。
人間それぞれに
長所と短所があるのも自然なこと。
あらゆる物事は
相反するものどうしで
成り立っているものです。
だから 「不安」という
できれば 感じたくない感情も
マイナス面だけではなく
そこから生じるプラス面は
必ずあるものです。
たとえば 日本人は
台風や地震の多いお国柄
いざというときに備えるべく
不安を感じやすいことで
生き残ったとも言われています。
「不安」があったから
用心深くなったり
備えあれば憂いなしとなり
生き残ってきたのならば
「不安」があって良かった
ということになりますが
とはいえ そうか!じゃあ
「不安」を恐れることもないか
なんて 単純に感じられるものでも
ないですよね。
そこで 色を介することで
少しだけ 表裏一体であること
全体性として捉えるニュアンスを
高められるかもしれません。
色には意味があるからです。
「不安」を意味する色といえば
代表格は黄色です。
その黄色には 他にもたくさんの意味があり
他の意味の中には ポジティブな意味が
たくさんあります。
喜び・幸せ・笑い・楽しい・面白い
個性的・希望的・楽観的・好奇心旺盛
つまり 黄色には「不安」も「喜び」も
「不安」も「幸せ」も表裏一体で
「不安」の裏側には
「喜び」や「幸せ」が隠れていて
「不安」なときというのは
そのときは たまたま ポジティブなほうが
見えていないだけで
確実に 自分の中には「喜び」や「幸せ」が
あるということなのです。
最初に書きましたが
右がなかったら
左という概念も生まれません。
つまり「喜び」や「幸せ」がなかったら
「不安」という概念も生まれないのです。
自分の中に 間違いなく
「喜び」や「幸せ」が存在しているのです。
喜びに向かって生きているということ
さらなる幸せが待っているということなのです。
日本人が生き残ったという話も出てきましたが
「不安」だけでなく そこには
希望や好奇心などがあったからに
ちがいありません。
この表裏一体の摂理
もっともっと意識的に把握できていたら
「不安」を使いこなせたり
払拭することも可能になりそうだと思いませんか?
そこで 裏側の色を見ていきます。
黄色の裏側にある色といえば
補色の紫色です。
「不安」を感じて 自分の中にある
「喜び」や「幸せ」を思い出したかったら
黄色の補色である紫色を有効活用することで
裏に隠れている「喜び」や「幸せ」が
顔を出してくることがあります。
紫色の意味も いろいろありますが
癒やし・美・品格・神秘・優雅など
こういった紫色の意味を意識することで
黄色の意味のマイナス面を
プラスにしてくれるのです。
「不安」を感じたら
自分にとって一番の癒やしって何だろう?
と考えてみたり
自分が美しいと思うものを
見たり聴いたり触れたりしてみるのも
いいと思います。
品格のある場所に行ってみるとか
人によって 品格もいろいろだと思いますが
神社仏閣の人もいるでしょうし
高級ホテルのラウンジという人もいるでしょう。
神秘に触れるとか
優雅な時間を過ごすとか
やってみたいと思うものであれば
どれでもいいので
「不安」を解消したいと感じたとき
紫色の意味のアクションを
実行してみてはいかがでしょうか?
なかなか 気持ち良さそうな内容が
多いと思いますので
リラックスしながら
やってみるといいと思います。