
気がつけば 12月。
このご時世 慎重に
9月10月11月と講座を再開し
距離をとれる会場で
透明アクリル板で衝立てをして
換気扇は ずっとまわして
個人的には 講座期間中の外出は
可能な限り控えて
心のどこかで大丈夫と思いつつも
決して軽視することなく遂行しております。
このような状況下で
ご参加いただけますことが
とても 有り難いです。
そして 講座やカウンセリングの中で
わたしのほうが 生徒さんやクライアントさんに
学ばせてもらうことが
相変わらず 多いと実感しておりました。
先月の色彩心理学の講座中にも
「青」の意味について話していたとき
とても良い情報を教えていただきました。
A-haというアーティストの
『ブルースカイ』という曲の中で
“ブルースカイ”と繰り返す歌詞があるのですが
CDの歌詞カードか何かで
ブルースカイ
青い空
ブルースカイ
悲しい空
という日本語訳が載っていたそうです。
同じブルースカイという言葉なのに
この2つの訳し方にセンスを感じます。
実は A-haは大好きなアーティスト!
『テイク・オン・ミー』が有名だと思いますが
もちろん『ブルースカイ』という曲は
知っていたのですが
その日本語訳は知らなかったので
この訳し方は 絶妙だと感じました。
青い空は 心を穏やかにしてくれたり
爽やかにしてくれたり
ときには 前向きさや
自分を信じる力なんかにも
発展すると思うのですが
爽快な空と心が裏腹だったとき
空が青いほど
空が美しいほど
悲しい気持ちを
見ないふりはできないものです。
そんな人間の本音を
彷彿とさせる一言の訳は
心に響くものがありました。
しかも 続けて
松任谷由実さんの
『悲しいほど お天気』という
タイトルが 青空と合わせて
「青」の色の意味と
繋がりを感じるといった
素敵な情報を提供してくださって
んー!
なるほど!
確かに!
と わたし自身の「青」の理解が
またひとつ深みを増しました。
言い得て妙!
自分の心のお天気が
晴天なのか 曇りなのか
はたまた暴風雨なのかによって
美しい青空の感じ方が
実際のところ 変わってくるという
心模様が青空を通して
見事に表現されたタイトル
『悲しいほど お天気』
松任谷由実さんって
凄い言葉のセンスの持ち主ですね。
そして「青」の意味を深めるタイミングで
お話してくださったこと自体もセンス抜群!
ブログ記事にしたいと思ったので確認しましたら
OKしてくださったので
グッと「青」の持つ意味が
広がりを増すのではないかと思い
ここにシェアさせていただきました。
CPAAで色彩心理学を学ばれた方でしたら
何か感じるものがあると思います。
いまや YouTubeで簡単に曲が聴けますが
中には違法なものもあるようなので
どこをご紹介していいのかわからないのですが
『ブルースカイ』と『悲しいほど お天気』
「青」の色の意味を少し違った感覚で
感じられるかもしれないので オススメです。
「青」には
心の平和・平常心・穏やかさ
といったポジティブな意味と
陰気・悶々・不安定
といったネガティブな感じの意味があります。
一見 ネガティブな意味も
その意味を通して 内観・内省に繋がる
とても大事なキーワードです。
自分の心模様のバロメーターとして
自分の心は どんな反応を見せるのか?
青い空を通して見えてくるものがあるかもしれません。