視覚化できる色の力で「意識」したことを「実践」しよう!

YouTubeで配信を始めた【色彩心理学ラジオ】では、Instagramに投稿した内容を元に色の意味や効果的な使い方などをご紹介しています。実際に投稿した内容に沿ったものから、そこから派生したものなど様々です。
今回ご紹介した内容は、笹や竹の落ち着きのある緑色について、その意味とそのものの役割を絡めてお伝えしています。

笹や竹の緑色の意味には、次のようなものがあります。

環境に優しい
根強い
真っ直ぐ
逞しい
自然体
しなやかさ
縁の下の力持ち
支える
サポーター的
頼みの綱

この他にもありますが、特に今回お伝えしたかったのは自然体でいて強さと優しさを兼ね備えているという点で、これは実際の竹や笹の持つ役割とリンクしています。
笹はどんどん新しい茎を生やし、群がって生える質を持ち、これは水質を保ったり崩落防止の効果があって、自然環境を保護するうえでも重要な役割を果たしているという、まさしく強さと優しさによって環境を支えてくれています。
竹は、縄文時代にはすでに日本に自生していたと言われ、日用品や楽器などに加工され、生活を支えてくれる頼もしさがあります。

毎日を過ごす中では、生活のために必要なことをしたり、やらなくてはいけないことややりたくないことをやるとか、やる気が出ないときもあり、時間にも心にも余裕が持てないということもあるかもしれません。だからといって、焦ったりイライラしてもいいことはありませんよね。そんなときに、笹や竹のような落ち着きのある緑色の意味にあるような「自然体で、しなやかにいこう」「優しく逞しくいこう」そんな気持ちになれたら、心にゆとりを持ってやるべきことを遂行しやすくなるのではないでしょうか。

笹や竹の色味は観葉植物にも多い色だと思いますので、そういった色を見ながら色の意味を意識してみると、心が少しずつ変化していくことが期待できます。
これは実際にやってみると、その効果を実感しやすいと思います。ここでのポイントは、色の意味をしっかり意識することです。
意味さえしっかり意識していれば、後は目で見える色が助けてくれるでしょう。この“見える”というのは色の利点のひとつです。
そもそも、人が外界から取り入れる情報のほとんどが視覚によるもので、その割合は8割から9割。人は目に見える事柄に影響を受けるので、視覚化できる色というのは必要な情報を習得するには大きなサポートとなるのです。

イライラしたときに、いくら頭の中で「おおらかに自然な気持ちになって、しなやかにいこう!」と意識しても、心は追いつかないことが多いでしょう。しかし、色は目で見ることができるので、脳が視覚情報により感情を刺激し、見ることによって意識した内容を実践しやすくなります。

よろしければ、こちらの【色彩心理学ラジオ】をお聞きいただいて、笹や竹の色の持つ効果を実感していただければと思います。

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