
溜まった仕事や宿題は頑張れば何とか片付けることができますが、これまでに過ぎ去った時間はどうにも取り戻すことはできないものです。それは、戻す必要がないからかもしれません。どんなに時が戻ればいいのにと思うようなことであったとしても。
取り戻せない過去の時間、ネガティブに感じたあの出来事、あの場所、あの人、あの一言。そんな過ぎ去った時間についてあれこれ思い悩むよりも、どんな経験だったとしても少し視点を変えてポジティブに捉えることができたなら「かけがえのない経験」として、自分の付加価値にもなり得ます。
悔やむような出来事が起こったとしても「逆を言えばこういうことかな?」と考えることができたなら、悩みにくいメンタルになり、悩んだとしても気持ちの切り替えも早く、生きやすさに繋がっていくことと思います。
そこで今回は、砂時計が下に溜まった砂を逆さにすると再び時間を計れるように、色の意味を通して「それは!つまり、こういうこと!」と、再び違う見方をする(物事や出来事の見方を変える)キッカケにしていただければと思いますので、気になる色を選び、気になっていた事柄について「そういう見方もできるかも」と思っていただけましたら幸いです。
どの砂時計が気になりましたか?
他人と比べて落ち込む
それは つまり!
人のいいところを見つけられる(自分って)いい奴!
プライドを傷つけられた
それは つまり!
謙虚になることを学べた!
悔しさが残って忘れられない
それは つまり!
過去を上回る経験値を上げるとき!
カ〜ッとイライラ怒りやすい
それは つまり!
すぐに火がつきエネルギーを注げる力がある証!
陰口を言われた
それは つまり!
噂されるほど存在感があるということ!
他人軸を優先しやすい
それは つまり!
自分軸がないのではなく他者思いということ!
同じ出来事に遭遇しても、わるい面を見て悲観的になるのか、いい面を見てプラスにしていくのかで人生は変わってゆきます。過去、最悪だと思った経験も、見方によって貴重な経験として捉える、そういった思考の習慣がつくことで悩みにくいメンタルを強化することもできます。これは「リフレーミング」という心理療法の用語で、主観や思い込みから抜け出し、新しい見方を身につけることができるので、CPAA色彩心理学の講座やカウンセリングではこの手法を積極的に取り入れ、物事をいい・わるいで判断しない(あれができていない自分はよくない、こうなっていない自分はダメだといった考え方をしない)ようにすることで、むやみに自己肯定感を下げないことなども意識しています。