可能性が潜む光と影の色彩心理学

Instagramにも書きましたが
「こういうとき
 この色が力になる!」
といったって
そんな気分にさえならないほど
心の中に影が宿ることもあるものです。

そんなときは 無理に
色を取り入れる必要などないでしょう。

本当の色彩心理学とは
影をも含む心理学だと捉えています。

CPAAでは いかなる場合でも
光である色を取り入れることを
推奨するつもりはありません。

色を欲しないときは
その心に従ったほうがいいのです。

しかし 影を感じた後に待っているのは
紛れもなく光です。

光と影はセットだから。

朝と夜があるように
男と女がいるように
左も右もあるように
陰と陽がある。

つまり
影や闇は
光 明るさと対になっています。

自然の法則です。

だから うんと心で影を感じたら
その後に光を感じられるのです。

後になって その経験が
あらゆる可能性に繋がることも
そして それが色分けされていることも
水面下で いろいろな色が
混じり合っていたことは
後から 必ず分かるものです。

黒という「色の意味」に
“可能性”という意味があることも
ここでご理解いただけるかもしれません。

すべて いま感じる必要なんてなくて
無意識の中で 自分の見えない経験を
しているのだと思います。

ディープカラーの焙茶。
茶柱が立っています。

日本の素敵な言い伝え。
茶柱が立つのは
縁起の良さを意味しています。

実は これ 去年の夏に撮った写真。
この小さな茶柱に勇気をもらいました。

自分の中心の柱は
ちゃんと立っているものです。

立ち止まっても
行き詰まっても
後ろ向きな気持ちになっても。

いま感じていることだけが
すべてではないから
光を感じられないときでも
心の奥の奥のうんと奥にある
光の源は いつでもスタンバイOKであること
頭の片隅にでも置いておいてみてください。

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