色でつながり合う個性

色を用いた熟語や慣用句は
けっこういろいろあります。

顔が赤くなる
白々しい
バラ色の人生
などなど。

その中でも
『十人十色』とはよく言ったもので
10人いれば10種類の感じ方・考え方
幸せの形があります。

学校のクラスでも
仕事場の社内でも
趣味嗜好が似ていても
まったく同じ人はいませんよね。

だからこそ
共感力や協調性というものが
育まれていくのではないかと思います。

恋愛においても
違う人間同士だからこそ
似ている部分があっても
少し違っていたり
むしろ ぜんぜん違ったりして

そういった個性が魅力となって
惹かれ合うものではないでしょうか?

だから 自分の個性というものは
出していったほうがいいものです。

自分の個性といっても
いろいろな部分がありますが
色を通した見方をすることで
自分の個性を表現できたり
相手の個性の一部分として
受容できる利点があります。

さきほど
顔が赤くなる
白々しい
バラ色の人生
と書きましたので
触れてみたいと思うのですが

たとえば 赤面症の人なら
それを治そうと必死になるより
「緊張するとすぐ赤くなっちゃうんです」
と先に言っちゃって

赤くなる自分の個性を
アピールしたほうが
緊張するほど頑張っている
一生懸命な人だという
印象として映ることがあります。

好きな人の前で
赤くなってしまうときも

「頑張れば頑張るほど赤くなっちゃって」
「気持ちが顔に出ちゃうんです」

なんて言っておけば
愛おしく思われることでしょう。

そして 見え透いていたり
そらぞらしい態度を
白々しいと表現しますが
つき合っている恋人が
そんな態度を示してきたとき

白の意味にある
「純粋」「うぶ」「無意味」
などのキーワードを思い浮かべてみれば
相手のピュアな一面だとわかったり
それほど意味がないのかもと
不安を一喝するキッカケに
なるかもしれません。

バラ色の人生とは
一般的に幸福で希望に
満ちあふれている人生を
表現するときに用いますが

実際にバラには
さまざまな色があります。

つまり さまざまな幸せの形が
あるということ!

自分の人生
自分らしい色で
彩り豊かに楽しんでいきましょう。

コラム一覧に戻る

もっと色のことを知りたい方へ

メルマガに登録する
テキストのコピーはできません。