“色のマイナス傾向”を知って「心の余裕」を生み出す

予期せぬ出来事や世界中の変動
身の危険や先々の心配事がふくらんでくると
なかなか 心にゆとりなど
持てないものですよね。

不安に押しつぶされて
どうしようもないほど
苦しくなってしまうと
冷静な判断ができなくなってしまい
さらに悪循環を招くことさえ
あるかもしれません。

そうならないためにも
少しだけ 気持ちを強く持つことも
たいせつなときがあると思います。

ほんの少しでいいから
心の姿勢だけは 前を向いて
無理をするのではなく
土台を正す感じで。

色彩心理学術協会で提唱する
色彩心理学は 物事の捉え方を
色に置き換えることで
フラットに考えられるようになる
そんな利点があります。

極度のストレスにさらされたとき
赤のマイナスが出るか
青のマイナスが出るか
黄色のマイナスが出るか
人によって 幾つかの傾向に
わかれるという見方ができます。

たとえば 過剰にイライラして
いきり立ったり
普段だったらしないような
横暴な行動をとってしまう場合
赤がマイナスに出ている証拠。

こういうときは
補色である緑色の要素を
取り入れることをお勧めしたいです。

緑色には ゆっくり深呼吸をしよう。
俯瞰して少し落ち着いてみよう。

といった意味があります。

そして 悲観的になりすぎて
いっさいの希望を見出そうとせず
心がどんどん塞ぎがちに
なってしまうような場合
青がマイナスに出ている証拠。

この場合は 補色のオレンジがいいです。

オレンジの色には
仲間の意見を聞いてみよう。
しっかり食べて寝て体力を回復させよう。

といった意味があります。

最後に黄色がマイナスに出ている場合
これは 2つのパターンがあり
まず1つ目は 不安を解消しようと
せっせと情報収集しては
余計に不安の要素をかき集めてしまい
大パニックになってしまう状態。

もう1つは 現実から目をそらすように
楽観的すぎて ことの重大さを
認識できず 楽しいほうへ楽しいほうへと
逃げるように行きすぎてしまう場合です。

いずれにしても 補色である
紫色の要素を意識的に
取り入れてみることをお勧めしたいです。

紫色というのは
とにかくリラックスして寛いで。
今の考えをまるっと変化させてみよう。

といった意味があるので

アロマなどの香りを嗅いで癒やされるとか
長めの入浴をして汗をかくとか
瞑想をして静かな時間を持つなど

五感を研ぎ澄ますような行為が
意識のシフトチェンジに繋がっていきます。

ふと 自分の最近の言動などが
赤・青・黄色いずれかのマイナス傾向に
当てはまっていると感じたら
補色の色の意味を意識してみてください。

また 自分だけではなく 身近な人が
そういったマイナス傾向にあると感じたら
補色の行為をお勧めしてあげてみるのも
いいかもしれません。

いったん色の傾向に
落とし込むことで 客観視しやすくなり
心にベッタリとくっついた
ネガティブな感情が
ス~ッと消えていくことが期待でき
必要以上に相手を責めず
無駄なエネルギーを使わなくてすみます。

色の傾向を挟み込む意識で
人の言動を気にしてみるのです。

どなたかが
イライラして怒りっぽくなっていたら
不安で苦しんでいるのだなと
思ってあげられたら
自分自身の苛立ちも軽減します。

悲観的になりすぎている人や
大パニックで混乱ぎみの人
楽観的すぎの人に腹を立てる前に

あれ?これって
この色のマイナス傾向?
極度のストレスを感じちゃってるのかな?
と思える気持ちが
自分の中に余裕を生み出せたりします。

物事をそのまま捉えると
感情が先走ってしまうものです。

しかし いったん色の傾向で
見ていくことができれば
出来事そのものに意識を向けやすくなります。

ふと 意識できるタイミングがあったら
意識してみてください。

少しの意識が 大きな変化の源です。

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