オリーブグリーンの色の意味とシャインマスカットの栄養価【楽しい!色彩心理学】

とびきり美味しいシャインマスカットをいただきました。ここ数日の朝食にしているので、心も胃袋もフレッシュな1日の始まりを迎えております。腸も好調!便通も絶好調!気分も最高潮です。

日本のマスカットのことを「マスカット・オブ・アレキサンドリア」というそうですが、なんだか厳かなネーミングですね。マスカット・オブ・アレキサンドリア!
アレキサンドリア、と調べてみると、“大粒・浅緑色のブドウ”と出てきます。浅緑色(あさみどりいろ)とは、このような色味(下のソフトクリーム画像の色)を指し、CPAAではオリーブグリーンという名称で黄色みの強い緑色として、講座内でも登場する色です。

そこで、今回はシャインマスカットの栄養価と色の意味を一緒にみてゆきたいと思います。果物や野菜などの栄養価と色の意味は面白い類似性がありますので、この機会にご紹介させていただきます。

シャインマスカットの主な栄養価は次の通りです(主な部分を取り上げています)。

◎たんぱく質
◎糖質
◎食物繊維
◎ナトリウム
◎カリウム
◎ポリフェノール

それでは、オリーブグリーンの色の意味と合わせてみてゆきたいと思います。

◎たんぱく質
健康維持のために必要な筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り、“栄養素の運搬”を行います。

◎オリーブグリーンの意味
生きるための忍耐力、精神的な免疫力を育み、今いる場所からさらに幸せな場所へと続く、“幸福の架け橋”の意味を持ちます。

【ここでの共通点】
(心や体の)免疫力

◎糖質
砂糖の糖質とは違い、フルーツの糖質は果糖。そのまま大腸へ届き、大腸にいる“善玉菌の餌”になるため、腸内環境を整えることができます。糖として吸収されないので血糖値を上げず、脂肪になりにくいことからダイエットにも最適です。

◎オリーブグリーンの意味
たとえイヤなことがあっても、苦みを甘みに変え、苦しんだだけでは終わらせない、転んでもタダでは起きぬ精神力で前へ進み、“希望の糧”となり、余裕のある心の状態を整えます。不安を蓄えず、必要以上に苦しみ続けないタフさは秀逸です。

【ここでの共通点】
生きるうえで必要な甘み

◎食物繊維
便のカサを増したり、柔らかくすることで排便を促し、発がん性物質などを排泄して、生活習慣病を予防する効果があります。腸内細菌叢(腸内フローラ)を健全な状態に維持してくれます。

◎オリーブグリーンの意味
明るい気持ちが増したり、柔軟な心持ちで出来事を受容する心の広さを促してくれます。仲間はずれを嫌い、女性的で落ち着いた協調性(フェミニンリーダーシップ)で人々が健全な状態でいられることを維持してくれます。

【ここでの共通点】
柔らかさ・柔軟性

◎ナトリウム
細胞内外のミネラルのバランスを保つためには不可欠。

◎オリーブグリーンの意味
清く正しく美しい心のバランスを保つために不可欠。

【ここでの共通点】
さわやかなバランス

◎カリウム
ナトリウムと相互に作用しながら細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりするのに重要な役割を果たしています。

◎オリーブグリーンの意味
時間と環境と調和しながら侘び寂びを重んじ、新しい視点を持って時代に屈せず生きるのに重要な役割を果たしています。

【ここでの共通点】
バランスの調整役

◎ポリフェノール
強い抗酸化物質を持ち、体の老化やサビを予防してくれる効果があります。アンチエイジング効果も高いため、肌の老化が気になる方は積極的に取りたい栄養素です。

◎オリーブグリーンの意味
しなるような強さを持ち、古い考えを否定することなく未知の世界を開拓する能力に長け、自分らしさを活かした新しい目標を達成したい人は積極的に意識したい色です。

【ここでの共通点】
錆びない・しなやか

どうでしたか?
色の意味の面白さもさることながら、栄養価と関連している見方ができることも感じていただけたのではないでしょうか。栄養価に寄せた記し方をしていますが、実際にこういった色の意味があります。「オリーブグリーンの色、ちょっといいかも!」と思われた方は、オリーブグリーンの色を意識して、部屋の小物や洋服、アクセサリーなど、日々の生活に取り入れてみると、色の意味を自分自身に取り込むことができ、自然に意図する方向へ向かいやすくなります。

たとえば、柔軟性がなくて困っている、みんなと調和しながらも(単にいい人で終わらずに)しっかり自分というものを持っていたい、自分らしい道や方向性を切り拓いてゆきたい、そんなときにオリーブグリーンの持つ意味にあやかれるように、自分の中にある柔軟性やスマートな協調性、オリジナルの人生観が刺激される!目覚める!と、意識的に取り入れてみるといいと思います。
もちろん、シャインマスカットを食べる!というのもいいと思います。プラシーボ効果(※)に似ていて、意識することで、色の意味が自分のものになり、意図した内容が自分の中で育まれていく感覚を実感していただけることと思います。よろしければ、お試しください。

※プラシーボ効果
薬効成分のないものを薬として投与しても、心理的にその作用があると思うこと(暗示作用)で効果が得られる、薬理作用に基づかない治癒効果。

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