
自分だったら
そんな嫌味な言い方は
絶対にしない!とか
自分だったら
こういうふうに
できる!とか
自分だったら
という考え方は 究極のエゴ。
言い訳することも
一方的に傷つくことも
ぜんぶ エゴだったりします。
しかし!
ときには
そんなエゴで
自分を守りたくも
なるものです。
常日頃から そうだと
幼稚すぎるけれど
ときには
エゴまる出しで
傷ついてしまうことも
あってもいいと思います。
言われて 不快だったり
言われて 自信をなくしたり
言われて 傷ついてしまうこと
言っても 理解されなかったり
人に わかってもらえないのなら
自分で自分を守るしかない!
そんなときに出ちゃうエゴは
自分を甘やかし
自分に優しくし
自分を労っているということ
絶対に いけないということは
ないはずです。
でも でも でも
やはり ずっと 甘ったれてしまうと
成長しにくい人間になってしまうので
メリハリをつけて
甘さのバランスを
うまくとれるといいですよね。
たいてい 苦い経験は
乗り越えることで
甘い(おいしい)経験に
変わるものです。
「苦味を甘みに変える」
これは オリーブグリーンという
色の意味に当てはまります。
儒教の開祖といわれる
孔子の説話が元となってできた
『孔子家語』の中に
「良薬は口に苦し」
という ことわざがありますが
これは 効果のある薬が苦い
ありがたい忠言ほど耳が痛い
といった意味で
それを受け入れることで
結果的には 自分のために
なるというわけです。
オリーブという食べ物も
もともとは
甘いものではありませんが
食べることで栄養になります。
オリーブに含まれるオレイン酸は
腸内環境をスムーズにしてくれるので
お通じが良くなりますし
ビタミンEやβカロチンの働きで
粘膜や皮膚の機能を正常化し
アンチエイジング効果も期待できます。
つまり デトックスできて
お肌はピチピチに!
錆びない体を手に入れ
心も錆びつかないよう
意識したいときには
オリーブは良さそうです。
食べ物を取り入れることで
栄養になるように
物事を受け入れてみることも
何らかの肥やしになります。
お気に入りのお皿に
オリーブを幾つかのせて
苦味を甘みに変えていく
そんな〈プロセス・タイム〉を
味わってみるのも おつなもの。
ワインがお好きな方は
オリーブをお供に
ワインを飲まれない方は
ストレート100%の
ぶどうジュースもオススメです。
実は 最近ハマりぎみの
ぶどうジュース!
濃縮還元ではなく
瓶に入ったストレートの
ぶどうジュースの
濃いめのお味がオリーブと
相性が良いように感じます。
さらに 『孔子家語』が
もとになってできた教訓の中には
「水清ければ魚棲まず」
ということわざがあります。
自らの身を正しくして
清廉潔白なのは よいことですが
あまり度がすぎると
他人のあらを見つけては
とがめてしまい
しまいには友人を失い
孤立する恐れがあるという意味です。
心が清らかであることはいいけれど
完璧な人間を目指し過ぎると
自分も他人も疲れちゃうから
ときには エゴが出てしまうことだって
有り!という気持ちも
持っていて いいと思います。
苦味を甘みに変える力を
育みながら
ときには ストレートに
エゴで自分を甘やかしちゃうこと
恐れず 気負わず 頑張りすぎず
おいしい時間も楽しみながら
苦い経験も 甘い経験も
自分の栄養に繋げていけるよう
意識していきたいものですね。
自分への優しさを忘れずに。