
個性とは何か?
さまざまな定義ができると思いますが、人と違うとか、自分にしかできないことがあるとか、そういう捉え方もできると思いますが、自分の好きなことが明確で、その好きをちゃんと楽しめていること。こういうことも個性の一部ではないでしょうか。
個の性、性!さが!なのですから。どうしたって、それがいい!何だかんだ、そうなっちゃう!そんな自然としっくりくるお馴染みの“好き”は、なかなか自分らしさを表すと思うのです。
「個性」も“好き”も、どちらも 色でいえば『黄色』のもつ意味です。
ほかにも
・好奇心
・楽しい
・笑い
などワクワク ウキウキ ニコニコする意味があります。
色の中でも 最も明るく目立つ色で
・明るい
・目立つ
・賑やか
そんな意味もあります。
好きなことを通してワクワクして楽しんで笑って明るくいるような意味合いがあり、そういう状態だと自分らしくイキイキできる!ということを黄色という色を通して感じていくことができます。
色の意味の面白いところは、人の性格と同じで長所と短所のような意味が存在するところ。
幸せを象徴するようなポジティブな意味がたくさんある黄色ですが、一方では次のような意味もあります。
・不安
・混乱
・自意識過剰
え?楽しく明るい色なのに不安?と、意味不明な感じが一瞬するかもしれませんが、間違いではありません。
不安とは、喜びや楽しみの感覚の裏側にあるものだと考えると、喜びや楽しみを知っているからこそ、それを得られないときに不安に陥ってしまうと考えることができます。
とはいえ、じゃあ不安なときに楽しいことをしよう!考えよう!と言われても、そう簡単に気持ちがついていかないと思います。
しかし、好きなことというのは根底で求めていることなので、負担の少ないラクなところでもあると言えます。そのため、少しでも(好きなことに)触れることができれば、自然に気持ちを変えてくれる力を持っています。
会社でいやなことがあったけど、好きな人(恋人や仲間)と会っておしゃべりしているうちに気持ちが軽くなったとか、悶々としていたけど好きなものを食べたら元気が出てきた、むしゃくしゃしていたけど好きなお笑い番組を見ているうちに陽気な気分が戻ってきたなど。
不安で不安で仕方なくて、考えすぎて混乱してきて、そんなとき“好き”な人や事柄、言葉や場所などが助けてくれます。
だから、普段から自分の“好き”を明確にしておくことは、とても大事なことになってきます。
しかし、自分勝手に好きなことに明け暮れていたら、誰かに迷惑をかけていることにも気づけない単なるおめでたい人、で終わってしまいます。
だから先程挙げた「自意識過剰」という意味も忘れないでいたいところなのです。
“好き”を謳歌してる自分って素敵!と純粋に思うことは精神衛生上いいことだと思いますが、度が過ぎてしまうと、好きなことを仕事にしている自分や、好きな発言(SNSなど)をしている自分のことを凄い自分!と思い込んで、人より優れているなんて思い始めたら、自分だけが楽しい人生で、人と喜びを共有しにくくなってしまいます。
個性とは、自分だけにあるものではないですよね。
誰にでもあります。
みんな、あるのです。
誰かの“好き”は、自分にとって好きなことではないかもしれないし、むしろ嫌いということもあるかもしれませんが、誰にでもその人が好きなこと、楽しいこと、興味のあることがある、という当然のことを、まばゆい黄色を通して「まぁ、そうだよね」と知っておくことは人との関係性を良好にするためにも有益です。
自分本位の考え方しかできない、人は間違っていて自分の考えこそ正解!自分の考えこそ素晴らしいと思い込みすぎると、人の“好き”を尊重できなくなることがあるからです。
自分が好きな人が、あまり好きじゃない人と仲良くすることだってあります。
あの店に行ったら絶対あれ食べたほうがいいよと言ったのに、食べない人もいます。
親が意見の異なる子供のパートナーや、子供の就職に口出ししたくなることもあります。
誰かの“好き”を尊重できないということは、相手の個性を受け入れていない、自分の“好き”を通そうとしているだけかもしれないのです。
自分の“好き”が明確でなかったり、自分の“好き”を全うしていないと、誰かの“好き”にも肯定的になりにくいものです。
自分のためにも、人のためにも“好き”を味わい尽くしていきましょう。
黄色いキャラクター、ピカチュウやくまのプーさんのように、愛らしく♪♪♪
さぁ!今日は、どんな“好き”を楽しんでいきましょうか?
人・事柄・場所いろいろありますね。好きなファッションやメイクやネイルも、ときめきますね。
好きな映画を見る、好きな絵を見る、好きな曲を聴く、好きな文章を読むのもよさそうです。
“好き”を楽しんで自分の心を喜ばせウキウキ・ワクワク・イキイキと個性を輝かせていってください!