「アレしちゃダメ!コレしちゃダメ!」親の言葉の背後にあるもの

親というものは だいたい
「YES」よりも
「NO」を言うことが多いものです。

あれをしちゃダメ
こういうことはダメ
それもダメ

「NO」には 強力な
ダメダメエネルギーがあります。

色にすると
「YES」は
「NO」はです。

信号機がイメージしやすいかもしれません。

進んでいいよの「YES」青信号
進んではダメよの「NO」赤信号

安心して信号を渡れる青信号に比べ
赤信号は対向する側からの危険を
守るためのストップを促す役割があります。

親の言う「NO」は まさしく
命を守る本能が働き
人生を安心して生き抜いてほしい
そういった想いからの
防衛的な「NO」なのです。

そのまま進んでしまっては危険ではないか
そこは行っても大丈夫な場所か
会っても問題ない人か
何が待っているところなのか
そんなことをして平気なのか

子供のちょっとした好奇心は
親からすれば危険な冒険に見え
ついつい「NO」を言いたくなるのでしょう。

好奇心が刺激されるからこそ
先が見えないからこそ
チャレンジしたいことがあるものです。

子供は冒険心でいっぱいです。
しかし 親は違います。
ひとたび親になると
「進む」ことより「止まる」ことで
しっかり安全確認をします。

安全を確認できないもの
安心して送り出せる確証がないもの
安定している気配がないもの

親というのは愛情があるからこそ
ついつい「NO」で守りたくなり
本当は開いてあげたい可能性の扉に
鍵をかけたがります。

でも それが
愛情からくるものだとわかれば
「NO」を言われたときのイヤな感じも
軽減してくるとは思いませんか?

色彩心理学術協会でお伝えしている
色彩心理学では 物事の捉え方を
色に置き換えることで
物事の本質に焦点を当てることができます。

ここでの本質は
親が口にする「NO」に潜む“親の想い”
言葉の背後にある愛情です。

聞こえてくる「NO」だけを聞いていれば
うるさいなー
ウザいなーと
怒りや反発の感情を抱くものです。

しかし「NO」を色に置き換えたとき
置き換えた色の持つ意味から
聞こえてくる うわべだけではなく
その言葉の内側にある
深い部分まで感じていけるので

聞こえてくる「NO」は同じでも
色の意味を介することで
違った捉え方が可能になります。

親の「NO」をという色に置き換え
の色の意味を見ていったとき
たとえば 次のような意味があります。

愛情・情熱・熱量・誕生・現実的
絆・命・救済・警告・生存・果敢

これはの持つ意味の一部分ですが
こういった意味があることを知ると
「NO」の中には
現実を生きるうえでの警告として
愛情がいっぱい詰まっているということが
感じられてきませんか?

「NO」ばかり言われるのは
イヤなものではありますが
その言葉の背後にある力強い愛情を
忘れずにいられたら

ただ単に自分を否定しているわけではなく
認められていないというわけでもなく
赤信号で守ってくれているのかもしれない。
そんなふうに受け止めることが
できるのではないでしょうか。

正直「NO」を言われたって
やるときはやるでしょうし
進むも止まるも
何をどう言われたって
自分の決断は同じではないですか?

どのみち同じなら
解釈だけでも変えられたら
自分自身の気持ちも
うんとらくになるはずです。

どうしてわかってくれないのだろう。
と気持ち的エネルギーの無駄遣いを
するよりも

守ってくれている
想ってくれている
愛情を注いでくれている

そう思えたら「NO」というセリフも
わるくないものだと
感じられるものではないでしょうか。

色の持つを意味を知ることで
物事の見え方に広がりを持てます。

うわべだけの解釈では
感情が先走り俯瞰できず
本質を見失うこともあるものです。

言葉の中に潜む愛情を感じながら
空を見上げてみれば 一面が青い空

青信号のように「YES」と言っています。

今日も素敵な1日を!

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