資格の特徴

最終的には、カラーカウンセリングができる資格を取得できますが、カウンセラー資格のみ取得することはできません。なぜなら、CPAAでは「色と心の専門家」を目指していただきたく、複数人に対応できる雰囲気づくりや臨機応変な返答ができる講師になってから、1対1のカウンセリングができる流れを推奨しているからです。

昨今、ほとんどの民間資格が、カウンセラーになるところで終わり、希望者のみ講師になるシステムです。国際的な基準によって認定されるTOEICなどはべつですが、受けるだけで資格が取得できるプログラムとなっており、しかも、カウンセラーやコーチ、カラーセラピストといった、人の心に関わる資格は年々増え続け、増加と共に誰でも簡単に取得できるようになってしまいました。

簡単に取得できる資格によるカウンセリング手法では、簡単に人の心を傷つけてしまう恐れがあります。これまでに、講座やカウンセリングを受けたことで逆に不安になってしまったり、自信を失ってしまったという被害の声を打ち明けられる機会が多々あり、不快な想いをしてしまった方が想像以上に多くいらっしゃることに憤りの念を禁じ得ません。

安易に取得できる資格を増やしてはいけないという強い想いのもと、“資格を持ったアマチュア”が太刀打ちできない、“プロフェッショナルな「色と心の専門家」”を目指し、人の気持ちを考える、相手を尊重するといった当たり前のことを忘れず人様と接していくことを目的とした資格取得カリキュラムを構築しています。
〈講師になってから→カウンセラーになる〉といった他にはない新しい資格取得方法は、それだけ人の心と関わることに慎重であることを意味しています。

1日で取れる資格ではありません

多くのカラーセラピーやカウンセラーの資格は取得することがゴールのようになっていますが、本来、資格を持った時点でスタートラインに立ったに過ぎません。また、主催者側が商売として短期間で資格を与えているのが実状。仕事にしていく方法やクライアントとの向き合い方を教えることなくパターン化された情報だけで取得できてしまう単略的な資格が増加の一途を辿っています。その資格が意味するものは、得た知識を活かすどころかクライアントの心を乱す危険性を含んでいること。実践を積んでいない者が知識だけ持つことがどれほど危険なことかを知ることなく、資格だけを持ってカウンセラーやセラピストと名乗っている人は現在、少なく見積もっても40万人以上存在しているといわれています。(2018年9月現在)
色を通して心の扉をノックすることは(色と心の密接な関係により)意外と簡単です。大事なのは、どういったタイミングでノックするか、心を開いてから、どうやって関わっていくか、そのための専門スキルが絶対的に必要なのです。
CPAAでは、そういった接し方や尊重することの意義に力を入れているため、それ相応の時間と実践が必要となってきます。そのため、短期間で資格を取得することができません。とはいえ、何年もかかるような仕組みではないため、楽しく講座に参加しているうちに、気がつけば欲しかった資格を取得されていることでしょう。

本気で仕事にしたい方には最適です

CPAAの大きな特徴は、取得した資格を活かして講座やワークショップを開催し、仕事として実践していけるところです。資格をしっかり活かせるスキルと仕事として続けていけるノウハウを身に着けた講師だからこそ、実際に仕事に結びつけることができます。
6万人ほど存在するカウンセラーやカラーセラピストが仕事としてやっていけていない現状は、仕事にしていくための正しい情報を持っていないことと、真のプロフェッショナルとしての自覚やモチベーションを持続できないためです。
最初のステップの基礎講座にご参加いただければ分かることですが、講座そのものにカウンセリング効果があります。そういったハイスキルの講座が開催できる講師は、多くのティーチャーを見てきましたが、CPAAの講師以外では、なかなか存在しません。「色が好きで好きなことを仕事にしたい」「カウンセラーとして働きたい」本気でそう思う方には最適な資格となるでしょう。
講師になるつもりがなく、カラーカウンセリングだけをしたい方でも、まずは講師資格を取得していただきます。講師になるためのあらゆるステップを踏んいくことが、今後関わるクライアントのためであり、自分のためにもなります。

資格の取得方法

色彩心理学術検定3級、2級、1級
それぞれ55,000円(税込)(いずれも3日間)

講師を目指す方へ向けた、協会の理念の確認と、講師としての適正を計るための実技検定となります。
講師は単なる指導者ではありません。教えることが重要なのではなく、自分のアドバイスを伝えるものでもなく、心から伝えたことが心に届く、その結果として知識が受講生のものになる、ということを目的としています。
そのため、色の意味や知識を雄弁かつ饒舌に語ることよりも、受講者が心からリラックスして心地よく話せる空間を創ること、それこそが講師の第一の役目だと考えます。それが色彩心理学術協会の講師が受講生に提供したいものなのです。

講師試験(1日) 22,000円(税込)

筆記試験と実技試験を行います。
1級合格後に講師試験に合格した方には、色彩心理基礎講座を再受講後、講師認定証を発行致します。
その後は、色彩心理学術協会の認定講師として、色彩心理基礎講座を開催できるようになります。
さらに、ミナモト色彩心理講座、プロフェッショナル講座を開催できる講師資格については別途アナウンスがございます。
また、各種ミニセミナー等を開催できる講師資格も別途ご用意しており、ご自身のニーズに合わせて、お好きなセミナーの開催資格をお選びいただけます。
講師資格の取得はあくまでキャリアのスタートラインであり、学びや探求、自己投資は継続しうるものであるとご理解いただける方に、当協会の講師をお任せしたいと考えております。

講師試験合格者のみが取得できる特別資格

塗ってわかる!いまの自分
【ミナモト塗り絵ワークショップ】(2日間) 44,000円(税込)

一大ブームとなった大人の塗り絵。これは色を塗ることで感情の浄化ができたり、塗る色を考える、実際に塗る、塗った達成感を得る、といった流れが前頭葉、運動野、後頭葉などの脳を刺激し活性化できることで、心の健康に一役買ってくれる部分も人気の秘訣でした。
絵画講師歴もあるCPAA代表の25年に渡る芸術活動から培った画面上の色の表れ方、塗り方、色の意味、それぞれの特性を色彩心理学を交えて習得していきます。
塗った色から現在の状態がわかる『デイリーカラー』として老若男女にお伝えできるものであり、小さなお子様から思春期の方へ向けて肯定的アプローチをする最強のツールとして社会貢献に努めていくため、規定の条件を満たした講師のみが受講できる講座となっております。
※講座修了後、講師の方はすぐにお客様への塗り絵のワークショップを実践していただけます。

もっと色のことを知りたい方へ

メルマガに登録する
テキストのコピーはできません。