事務局スタッフ紹介

プロフィール

慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、投資業や企業M&Aのサポートを個人で行いながら、M&A仲介を含む某総合コンサルティングファームの東京支部長に就任。離職後は経営者向けのアドバイザー、コンサルタント等として活動するかたわら、一般社団法人色彩心理学術協会の理事に就任し現在に至る。

こんな仕事をしています

普段は事務局の内部運営業務を中心に行っていますが、イベントや講座の会場準備等、クリスマスにはサンタクロースにもなります。

写真はコーラルピンクに関する勉強会の開催風景のひとコマ。講座でお目にかかれますことを楽しみにお待ち申し上げております。

事務局長からのメッセージ

なぜ、人は“自分らしさ”を
見失ってしまうのか?

私自身、学生時代から「強みや才能、自分らしさを活かして、人の役に立ちながら生きていきたい」という思いが強く、心理テストのような気軽でカジュアルなものから、お金を払って受検するような本格的な性格診断や適職診断、タイプ診断テスト、さらにはそれらに付随する自己啓発セミナーなどを受けたりしてきましたが、自分らしさに関する明確な指針が全くと言っていいほど得られなかったことをよく覚えています。

なぜなら、そうしたテストやセミナーでは、心理学で言うところの「ペルソナ」の影響によって、無意識に外的な仮面をつけた自分のあり方が大きく反映されてしまい、本来の自分自身と向き合うのが非常に困難だからです。

ペルソナとは何か?
その役割とは?

「ペルソナ」とは、心理学者カール・グスタフ・ユングによって提唱された概念で、簡単に言うと、人が環境によって使い分ける「周りの人に見せる自分=仮面をつけた自分」のことです。

たとえば、会社では迅速に動く働き者だけれど、家ではのんびり屋、友だちの前では陽気だけれど、恋人の前では穏やかな気遣いの人…こんなふうに人は誰でも、TPOにあわせて様々な自分を無意識に使い分けています。

ペルソナは、八方美人とか多重人格といった悪いものではありません。会社で重責を担う人が、家庭内でもそのままの自分でいたら気が休まる暇がありません。それはまるで、季節が真冬から真夏に変わっているのに、ずっとニット帽をかぶってマフラーを巻き、モコモコのダウンコートを着て過ごしているようなもので、いつか体を壊してしまうでしょう。

気温が変われば服装を変えるように、人が自分自身を異なる環境に適応させるためにペルソナを使い分けることは、必要かつ大切なことなのです。

自分が自分の邪魔をして、
自分がわからなくなるというジレンマ

しかし、そんな便利なペルソナですが、性格診断や適職診断、タイプ診断テストなどを受ける際、そうした無意識のうちに使い分けている複数の自分がどうしても顔を出してしまいます。

たとえば、適職診断で職場での振る舞い方や仕事との向き合い方を聞かれれば、職場でのペルソナにて回答しがちです。家庭内ではのんびりしている人でも、責任ある仕事を普段から任されている人は、責任感ある自分が顔を出し、のんびり穏やかな家庭内での自分という側面は、職場のペルソナの影響で影を潜めてしまいます。

もちろん、どんなペルソナも自分自身のひとつの側面ですから、決して自分を偽っているわけではありませんが、私自身も様々なテストを受けるたびに異なるペルソナが顔を出してしまい、そうしたタイプ診断テストや自己啓発セミナーを受ければ受けるほど、自分がわからなくなるというジレンマに陥りました。

ペルソナに左右されずに
自分を知る
とっておきの方法

そうしたジレンマを解消し、普段使い分けている仮面としてのペルソナの下にある“真の自分らしさ”がわかる方法があります。

それが、手前味噌になりますが、私ども色彩心理学術協会でご提供している「ミナモト色彩心理講座」の中で行なっている、ご自分のミナモトカラーを見つけるワークです。「自分とは何者か?」という問いに対する揺るぎない答えが、カラフルな色を通して見えてきます。

なぜ、ミナモトワークでわかる自分らしさは、ペルソナの影響に左右されないのでしょうか?

その仕組みの詳細を語るとネタバレになってしまいますので、ぜひ本講座にてご体験いただきたいのですが、簡単に言うと、色と心の共鳴作用を利用しながら、その人の今の内面にあえて焦点を当てない、というのが最大のポイントになっています。

その人が認識している自らの性格や性質、あるいは目に見える言動や行動に焦点を当てすぎると、ペルソナの仮面の影響を排除できません。実際にワークを行なってみれば、単なる色診断やタイプ診断とは明らかに一線を画していることがおわかりいただけることでしょう。

色が教えてくれる
仮面の下の“すっぴん”の自分

ミナモトカラー理論の開発者であり、当協会代表理事のMIEによる講座の特徴は、参加者全員で単なる世間話をしているかのようなリラックスした雰囲気から、いつの間にか気づいたら色の意味がわかり、自分自身の色までわかってしまうことです。

あらゆる仮面を脱ぎ取った、いわば素顔の自分と向き合うことを想像すると、怖くなったり、たじろいでしまう人もいるかもしれません。ところが、私だけでなく、ワークを体験した方はみなさん、怖いどころか、どれほど面白くてどれほど楽しい経験かということに終始驚かされます。

私自身もワークを通して自分のミナモトカラーを割り出したことで、たいへん大きな気付きと感動がありました。言葉では表現し難い「自分自身への揺るぎない信頼」や「自分らしさが明らかになった喜び」、そして「確固たる大きな力」が自分の中に生まれたことを、ひしひしと感じています。

そして、これまでどんなタイプ診断や、どんなセミナーを受けてもわからなかった…

「どうやれば自分自身を100%活かすことができて、他人の役に、ひいては社会の役に立てるのか」

…という問いへの答えがわかり、それが今とても大きな財産となっています。

そうした気付きや感動はもちろん、ご自身の中にイキイキとした自分らしさがみなぎる体験を、一人でも多くの方に味わっていただけることを切に願いながら、筆を置きたいと思います。
講座にて、あなたにお目にかかれますことを心より楽しみにお待ち申し上げております。

代表理事MIEのプロフィールはこちら
トップページへ戻る

もっと色のことを知りたい方へ

メルマガに登録する
テキストのコピーはできません。