色彩心理学を日常に活かす!【紫色の意味】紫色の変化とは?

情報がどんどん入ってくる時代、しかも、いい情報だけとは限らず、よからぬ情報はうっかりしているとテレビやインターネットから容易に自分の目や耳に飛び込んできます。気持ちが落ち込むような悲惨なニュースや、危機感を煽るような情報を次から次へと見たり聞いたりして蓄えてしまうと不安から抜け出すことが難しくなってくるかもしれません。

どんどん入ってくる情報に負けないくらい、気持ちをどんどん変えていければ、不安に押しつぶされずにすんだり、その先に待っている問題を回避できるのではないかと思います。不安や怖れからくるストレス、それに伴う絶望、精神不安定、鬱といった問題に対してです。
色にはそれぞれの意味があり、紫色には、変化・変容・移行といった意味があります。
変化・変容・移行です。気持ちを変えていきたいとき、意識するとよそさうな感じがしませんか?

紫色には上記以外にも様々な意味があるので、有効な使い方も様々にあります。その中でも、簡単にできて気持ちを変える助けになる紫色の使い方のひとつをご紹介したいと思います。

好きなことをしたり、好きな場所へ行ったり、好きなものを食べたり、好きな人に囲まれていたとしても、突如、気分が優れなくなる出来事に遭遇することはあり得ます。そういう場合、どのように対処されていますか?

その場では切り替えたつもりでも、翌日もなんとなく気持ちが冴えない、そんなこともあるかもしれません。そんなときは、朝起きて、まず洗顔、そのときに紫色のタオルで顔を拭く、とてもシンプルな色の使い方ですが、これ、なかなか気に入っている紫色の使い方です。
その日の始まりに好みの紫色のタオルを使うことで、「変化!」と自分に言い聞かせることができるのです。

目に見える色、そして、その色の意味を意識することで、もともと持っている気持ちがより意識化されるので、ただ変えていこうと思うだけより意識化が進み、現実化しやすいのです。
ただし、気をつけなくてはいけないのは、そのために紫色のタオルを用意(購入)する際、よくない気持ちを変えるためもの、という認識だと紫の印象がネガティブになりかねないので、「強い味方!」という印象をしっかり持っておきたいのです。ネガティブを変化させてくれるのもそうですが、ポジティブなことをもっとポジティブに変化、いや進化させてしまう優れもの!それが紫の“変化”のいいところなのです。

まずは気休めでもいいのです。気持ちを変えていきたい、でもどうしていいかわからない、だからとりあえず紫色のものを使ってみる、たとえそれで直接的に問題が解決されなくても、少しずつ自分の気持ちを変えるための意識化が行われていれば、気休めが本当の心休まる状態へと変化することへ繋がっていきます。

また、このように意図的に紫色を使うことで、「最近やけに紫色のものを使う機会が増えたかな?」と、自分の心のバロメータとして(気持ちを変えていきたいことが多いのなら)おもいきって仕事を休む・調整する、またはテレビやインターネットから離れるなど、変えていきたいと感じた元の原因になっているものは何かについて考え、距離を置く、休息をとるなど、しっかり心身を休めることにも意識を向けることができます。

自分で意識化ができれば、改善することも、どん底にまで陥ることを未然に防ぐことも可能なのです。そうしないと不安・不満・恐怖などが蓄積されて、色の意味を意識して色を楽しんで使う気力さえなくなってしまいかねません。

色を使えるということは、自分の色(自分の質)も使える状態。色を使う気力がなくなったときは自分自身、色が捉えられない、(色は可視光という光なので)光が見えない状況と言えます。光が見えないとはお先真っ暗、イキイキ生きているとは言い難い状態と捉えることができます。自分の源の色(ミナモトカラー)がわかっていれば、自分を思い出し這い上がることができますが、そうでない場合は、おそらく「色なんかで何ができるんだ!」と、色を使う気持ちにはなれないでしょう。

色が好きで、色をいろいろな場面で使えるということは、不安や悩みがあってもまだまだ切り返しができる証。それならば、使う気力がなくなる前に、使えるときは色を楽しむ!色の意味を有効活用してどんどん色を使っていくと自分の力で未来を切り拓いていくことができます。大げさに聞こえるかもしれませんが、色を意識したことによって人生を変えた方をたくさん見てきましたので間違いないです。

色の意味を意識する、それが最初は小さな意識、ちょっと弱めの意識、わずかな意識でもいいのです。なぜなら、ひとたび意識することで、意識は拡大していきます。だから、最初はどんなに小さな意識でもぜんぜん構わないのです。

情報がどんどん入ってくる時代、という書き出しで始めましたが、「情報」というのは色の意味でいえば黄色です。その黄色の補色が紫です。補う色と書いて補色。つまり、黄色の意味にあたる「情報」の問題を補ってくれる要素が紫にあるということです。
もしも、ネガティブな情報を見聞きして精神的ダメージを受けたときは、“紫で変化していける”、紫にはそんな意味があった、ということを思い出していただければと思います。

ちなみに、さきほど紫の色の意味に変化・変容・移行があるとお伝えしましたが、癒やし・リラックス・精神性というキーワードもあります。

ネガティブな感情で苦しくなってしまっても、癒やしを感じ、リラックスして、変化することで精神性が高まることを表します。精神性が高まることで、結果的に自分に必要のない情報をキャッチすることもなくなり、不安に振り回されずにすむのです。

紫色といっても、淡いものから濃いものまで色のバリエーションは豊富です。使うときは自分の心がときめく色を選んでください。基本的には淡いほうが癒やし効果は高いとされていますが、自分の好みの色であることが先決です。

さいごに。

色が好き、色に興味がある、色を実用的に使ってみたい、そういう方は積極的に実生活で取り入れ、好みの色に囲まれて色の意味を意識してみると、より一層、毎日が鮮やかな世界になることと思います。
使い方がよくわからないという方は、一度、セッションを受けたり講座やセミナーに参加していただけましたら、その場でご質問にもお答えしております。
色の意味は深いので、深く知ると使い勝手もよくなります。知っていることと、有効的に使えることは、べつものであるのはどの分野にも言えることだと思います。

少しでも色の魅力が伝わるように発信していきたいと思いますので、今後もこちらのブログ記事やSNSなども気にかけていただけましたら幸いです。

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