心に共鳴し続ける色で「今日から生きやすくなる！」

それぞれの色の持つ効果効能により、シチュエーションによって使うとよい色があったり、人の性質を色の意味と照らし合わせて傾向を紐解くことはできますが、色彩心理のカウンセリングやカラーセラピーなどのセッションにおいては、色は、性格がわかるものというよりは、心の状態がわかるものと捉えていきます。

着ている服の色、持っているスマートフォンの色、直感的に気になる色で性格はわかりません。稀にカラー診断のようなもので当たることはあっても、色で個人を断定することなどしないほうがいいです。そういった断定・言いきってしまうことは『心の事故』（トラウマや自己否定等）を誘発させてしまう危険性があるからです。

心は強い部分も弱い部分もあり、そのどちらもあるから成長できます。ちょっとしたことで勇気が湧いてくることもあれば、些細なことがキッカケでいとも簡単に悲しい気持ちになることもあります。逞しく揺るぎない、それでいて繊細で美しいのが人の心。そんな心と色は常に共鳴し続けています。

たとえば、青が気になるとき、穏やかな精神状態のときもあればブルーな気分のときもあり、どちらも青に共鳴している表れで、心の状態は本人が感じるものですから、色彩心理のカウンセリングやカラーセラピーをする際も、数ある色の意味から選んだ色がどの意味に当てはまるか決めるのは色を選んだ本人です。カウンセラーやカラーセラピストではありません。

セッションでクライアントが青を選んだとき、選んだ本人が何も言わないうちに、この青の意味だろう、と決めつけて「あなたは今、〇〇な状態ですね」「あなたは〇〇をやるといいです」とは言えないものなのです。

だから、聞く（聴く）ことが大事になってきます。

・心の平和
・自分を信じる
・生まれてきた目的や役割

この中でどの言葉が最も心に響くのか？ピンとくる感じがするのかを問いかけるのです。
もちろん、青の意味はこれだけではないので、この中にピンとくるものがなければ他の意味を伝えることが必要になってきます。

・心の平和
・自分を信じる
・生まれてきた目的や役割

ひとつだけではなく、どの意味もピンとくる感じがして「ぜんぶ！」という場合もあります。
たくさんのキーワードがほしいときもあれば、ひとつだけ心に響くキーワードがほしいときもあるもので、そのときどきによって違うというのは自然なこと。青が気になるといっても、人によって気になる色の意味が異なるのは当然のことです。

心の平和
という場合、考えられる要素のひとつに、いかに心が平和であることが今の自分にとって重要なことなのか「無理して人に合わせるのはやめよう」といったことに気づくといったケースがあります。人間関係で悩み離れたいけど距離を置くことに罪悪感を感じる、そういった場面においても、心の平和がいかに今の自分に大切なことか、自分の心を大切にしようとしみじみ実感する機会になることがあります。

自分を信じる
という場合の考えられる要素のひとつに、やりたいことがあっても自信が持てなかったり心配ばかりしていたとしたら「そうだ！自分を信じていいんだ」と前向きに、自分が選んだ色の意味に背中を押してもらうことができます。色と心は共鳴し続けています。そして、選んだ色は自分の心の状態ですから、心の中にある今ほしい答えを自分自身で手繰り寄せているので自信を持って前進していけるのです。

生まれてきた目的や役割
という場合、このときも考えられる要素として、状況的に希望を感じにくく不安に押しつぶされそうだったとしても、このキーワードが最も心に響いたことで「自分はこんな生き方がしたい」「今世、自分が生まれてきた目的はこれなんだ」という人生の設計図を心から感じ、希望の光を感じる瞬間に繋がるケースもあり、自分自身に感動することもあります。

青を例に挙げましたが、どの色であったとしても自分の選んだ色の意味をカウンセラーやカラーセラピストに問われることで「そうか！」「そうだ！」となり（ひとりで考えすぎると視野が狭くなったり思い込みなどもあるため）問いかけられることであらためて、自分ひとりでは感じ取りにくかった心の状態をしみじみ感じることができます。
今いちばん心にフィットする言葉、気づきや目覚めのキッカケになる言葉、その言葉は自分の選んだ色の中にあります。決めつけない色彩心理のカウンセリングやカラーセラピーを受けることで、ほしかった言葉を見つけ出すことができるのです。

《カラフルスフィア》は決めつけないカラーカウンセリング・カラーセラピーです。癒やされるメッセージを受け取るのか、ヤル気に満ち溢れる一言なのか、そのときどきで違うところは色を選ぶ面白さのひとつです。
そして、自分にとって最適な言葉は、もしかすると意外な言葉かもしれません。