正義感は必要かどうか?【色の意味を通した物事の捉え方】

正義感は必要かどうか?

これはプライドと一緒かな?
と思います。

自分に誇りを持っていることは
大切なことだけれど

いらぬプライドは
自分にとっても誰かにとっても
害になることもあります。

正義感というのも
いらぬ正義感は、攻撃性を伴い
人を傷つけることがあります。
ときには自分自身をも。

「正義感」
これは、色で言えばの意味。

そして、忘れてはならないのは、
は、勇気の色情熱の色愛の色
根底にあるのはなのです。

本来、正義感というのは
人の道にかなって
自分が正しいと思うことをする

不正やルール違反に対して
筋を通し
勇敢な態度で行動を起こせる

人を守ったり
真実を炙り出すことでもあります。

だから、正義感を持つことは
必要なこと、大切なことと言えますが

独りよがりな正義感は
自分が貫きたいものにしか目がいかず
自分の正義以外は
悪(あく)となってしまいかねません。

そうすると、
他人の正義に対して寛容でいられず
否定し攻撃し戦いにまで
及んでしまうことさえ有り得ます。

だからと言って
簡単に曲げられないのも正義感。

自分が大切にしたい
守っていきたい正義感。

そこに自分以外の誰かも含めて
大切に守れるかどうか
そこが
いらぬ正義感とあったほうがいい正義感の
違いになってくるのではないでしょうか。

勇気を持って行動する
情熱を持って行動する
愛を持って行動する

そんなの意味は
正義感の根底にある
忘れてはいけないことを教えてくれます。

思考するだけでは
腑に落とせないことでも
色の意味がわかっていると
同じ色の他の意味を通して
理解を深めることができます。

客観的に心を見つめられるように
導いてくれます。

ありのままの自分を見つめたいときや
今の自分の考えを貫いていいのかどうか
迷ったり苦しいと感じるとき

いったん色を介することで
見えてくるものがあるのです。

CPAAでは そういった色彩心理学
お伝えしたいと考えております。

「色はキレイで好き」
というところから
色彩心理基礎講座に参加して
全ての内容が終わる頃には
「色は生きることの助けになる」
ということが
心にストンと落ちてくるようになってきます。

色の意味を知ったくらいで
悩みを解決できたり
自分を生きるための指針になるとは
思えない方も
いらっしゃるかもしれません。

それは本当の色彩心理学
知らないからだと言えます。

赤を選んだあなたは外向的
青を選んだあなたは内向的

こういった解釈だけでは
本当の色彩心理学のよさはわかりません。

梅雨の時期のこと、
偶然SNSで目にしたのですが、
「次のブルーの中で梅雨を感じるのはどれですか?」
と、微妙に色味の異なる
いくつかのターコイズブルーが
並んで選べるようになっていました。

そして、自分の思う梅雨を感じる色を選ぶと
それぞれにコメントが用意されていました。

「1番のブルーを選んだあなたは
視野の広さが40%
井の中の蛙と言われることがある」

というような内容が書かれていて
視野の広さ20%のものもありました。

400人以上の人が“いいね”をしているのを見て
残念な気持ちになりました。

こういう色の解釈が
受け入れられているようでは
本当の色彩心理学のよさは
伝わらないなと痛感。

ハッキリ言って
そんなことで人の視野の広さは
わかりません!

なぜなら、
経験と記憶が色の印象になるからです。

自分の体験してきた梅雨や
梅雨を取り巻く人との出会いや出来事
そのときどきの環境や状況も含めて、
経験と記憶が自分ならではの
色の印象をつくり出していくのです。

主観で選んだ色によって
視野の広さを推し量ることなど
言語道断!

視野の広さが20%、
陽気に受け止められる精神状態なら
「なんだこれ」で流せても、
落ち込んでいるとき、
さらに自信を失う可能性もあります。

ただ色を選んだだけで
人の自信を奪う可能性のある
そんな色の紹介はしないでほしいと
これは、もう、
自分の中の正義感が反応するところ。

色の好み、感じ方、捉え方などで
人格は固定できるものではありません。
人をダメ出しするようなこともできません。

瞬間瞬間に受け止めたい心模様、
もっともっと、素の自分がわかる、
誰かが言っている正解ではなく
自分にとっての大切な答えが見えてくる、
それが本当の色彩心理学です。

他者を批判的に捉えることは
好きではありませんが
本当の色彩心理学
心がポジティブになる色彩心理学を伝えるために
色の意味
根底にのある正義感だからOK!
と後押ししてくれている(と思っている)ので、
これからも、心を元気にする、心が癒やされる
そんな色彩心理学について
発信してゆきたいと思っています。

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